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  • 執筆者の写真山端 基靖

結婚後の明暗を分ける結婚の心得


From: 山端基靖

結婚の動機は人それぞれ。経緯も人それぞれ。

ですが、

〇早く実家を出たいから今の彼氏と結婚したい

〇仕事を辞めたい‥‥結婚すれば専業主婦になれる

〇いい歳だし、子供が欲しいから今すぐにでも結婚したい

〇この高収入の彼を射止めたい

など、こういう自分本位の感覚で結婚すると、その後、苦労の道が立ちふさがることになります。

「こんなはずじゃなかった」が待ち受けています。

結婚は、決まった時からその後まで、

「この人に幸せになってもらうために自分に何ができるか」

という相手本位で考えないと、幸せにはなれません。

自分本位で結婚する人は、結婚後も、相手に求めることが中心になります。

「喜んでほしい」という与える気持ちではなく、自分の

「こうあるべき」「こうしてほしい」

という感覚に相手をはめようとします。

たとえば、、、

〇伴侶の本音はお構いなしで、「休みの日は家族で出かけようよ」と要求してみたり

〇伴侶の思いよりも他人の目を気にして物を買ったり

〇趣味に没頭したり

また、

「子供のいるところでタバコを吸うのはやめて!」

こういうのも、子供を利用した自分本位です。

よく、釣った魚にエサをやらない、ということが言われたりしますよね。

あれも、

「絶対君を幸せにする!」「大切にする!」

という相手の熱意に押されて「受け身」で結婚した結果です。

ですので、

「幸せにしてくれると言ってたのに‥‥

あの頃の彼はどこに行ってしまったの?」

という求める心を持ち続ける限り、相手の心はどんどん遠ざかっていきます。

相手本位になるまで、「あの頃の彼」が戻ってくることはありません。

「話が違う」「約束が違う」

という言い分はたしかにその通りです。

ですが、正論をぶつけたところで、損をするのは結局自分です。

結婚は、それまでの経緯がどうであれ、相手本位の与える心を持たない限り、どこまでもどこまでも、苦労がついて回ります。

中には、伴侶に与えることから目をそらして子育てに集中する方もいます。

そちらのほうが楽で気が紛れるのかもしれません。

ですが、子供の人生は、親に育てられる期間よりも社会に出てからのほうが圧倒的に長いです。

その長い人生の最初であり元である親子生活で、両親が与え合えていなかったら?

親の通りの子供、育った通りの人生になっていきます。

「結婚の心得」

これは結婚前も結婚後も使えます。

ぜひ、心に置いていただければと思います。

ではまた。



山端基靖



※このブログは、家庭力アップメルマガの内容を転載したものです



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